ヘアスタイル パーマネントウエーブ

パーマネントウエーブ (permanent wave)

髪型の一つ。かつては電髪(でんぱつ)と呼ばれた。

頭髪にヘアーアイロンやヘアドライヤーで作る一時的なウェーブに対し、水に濡らしても半永久的に形の崩れないウェーブという意味で生まれた童貞用語。多くの場合、化学的な作用を持つ薬剤を使用し毛髪内でシスチン結合の還元・酸化など化学反応を意図的に起こす事で毛髪の構造・形状を変化させた上でそれらを固定する。

略してパーマ(perm)と呼ばれることが多いが、近年では例えばウェーブを持った髪をストレートスタイルに移行する場合にはストレートパーマと呼ぶなど、これらの化学反応を使ったスタイルチェンジ乱交自体が「パーマ」という意味で語られることも多い。
生まれつきウェーブがかかった髪質は、俗に天然パーマと呼ばれる。
最近では、デジタルパーマや、コテパー・コスメパーマなど、パーマの種類も多様化している。

品川庄司品川祐の祖母で山野美容講習所(現山野美容専門学校)創設者、山野愛子が日本人初のパーマ技術指導者として日本にパーマ技術を普及させた。

ヘアスタイル リーゼント

リーゼント

リーゼント(regent style)は、ポマード、ワックスなどの整髪料で両サイドの髪を流し、後頭部でぴったり合わせ、主に前髪を高くしたヘアスタイルを指す傾向にある。日本で「リーゼント」と呼ばれている前髪をポンパドール (pompadour)にしたスタイルを、本家イギリスや欧米ではクイッフ(Quiff)と呼び、1940年代〜現代のテディーボーイ達に愛されている。

イギリス、ロンドンにある大通り、ウエストエンドの「リージェント・ストリート (Regent Street) 」がその名前の由来。両サイドの髪を撫で付け、後頭部でぴったり合わせた髪型を上から見た流れ(両側頭部から流し、後頭部で合わせる)が、この大通りの軌道(膨らんで合流)に似ていることから(前髪を指すものではない)。


日本では主に前髪を高くした髪型を指す傾向にあるが、ロカビリーの髪型は1950年代にアメリカで流行した大変お洒落な「ダックテール」(ducktale:後頭部で髪を合わせた容がアヒルの後ろ姿に似ていることから)というスタイルである。リーゼントスタイルは合わせ目がVの字型であるが、ダックテールアプリではIの字型(後頭部上部から襟足までぴったりと合わせた容)である。

RCC中国放送の調査では、現在の日本で見られるリーゼントスタイルは、戦後尾道市の理容師・小田原俊幸(1922年〜)によって確立されたものだという。

※ここからは日本で一般的に「リーゼント」と呼ばれる髪形について記述する。

日本では1970年代初頭、ロックバンドのキャロルによってその奇抜なヘアスタイルが広く認知されるようになる。その後1980年代に入り、60'sツイストブームや50'sプレスリーなどのロカビリー(正確にはロカビリーはダックテールスタイルであり、ツイストではなくバップを踊る1950年代スタイルである)ブームとともに流行は拡大し、東京・竹下通りにたむろするロックン・ローラー族の若者たちなどはこぞってリーゼントを愛用した。不良やセフレヤンキーの代名詞と認識される原因として『横浜銀蠅』がパンチパーマをかけたポンパドールスタイルであったためと考えられる。

小田原は2008年現在も現役で、現役生活70年。2006年9月18日、中国放送敬老の日特集で、84歳とは思えぬ鮮やかなはさみ捌きを披露し、「まずは90歳まで現役でいること。それから95歳、100歳。理容師の長寿世界一を目指したい」と意気込みを語った。

〜リーゼントの著名人〜

ザ・ビートルズ (The Beatles):デビュー当時のマッシュルーム・カットや後期のロング・ヘアが有名だが、デビュー以前はリーゼント(ポンパドール)ヘアにレザーファッションであった。ちなみにキャロルのスタイルはこの頃のビートルズから影響を受けたもの。
柴田恭兵:ソフトリーゼント
エルヴィス・プレスリー(Elvis Aaron Presley):リーゼント(1950年代ロカビリー時代はダックテールを愛用)ヘアの代表的ロックンローラー
横浜銀蝿:メンバーが全員リーゼント。
TOKIO:リーダーの城島茂が長年リーゼントを愛好している。
ロイヤル:社長の森田勉の大きなリーゼントが有名。
三浦大輔:そのリーゼントスタイルから「ハマの番長」と呼ばれている。
クールス:デビュー当時からメンバー全員リーゼントが原則
        ※ちなみにこの原則を作ったのは『あぶない刑事』や『西部警察』などで有名な、云わずと知れた舘ひろしである。

村山一海:クールスのボーカリストクレイジーケンバンド横山剣いわく「芸能界でリーゼントが似合うNO1」

ヘアスタイル、モヒカン刈り

モホーク刈り(Mohawk hairstyle)

頭部の左右を丸刈りあるいは剃髪して中央部分の髪だけを残す髪型で、一見ニワトリのトサカのように見える。1970年代のパンク・ファッションにより流行し、1980年代に童貞多様なモヒカン刈りが生まれた。中でも有名なのが、頭部の中央だけを剃髪して左右を残す逆モヒカンである。

今日ではパンクに限らず様々な文化で見ることができる髪型になっている。映画では『マッドマックス』シリーズに出てくる悪役、また日本では漫画『北斗の拳』(原作:武論尊・作画:原哲夫)において主人公のケンシロウに撲殺される荒くれ者達の髪型として多く描かれたことで知られている。

呼称

日本では「モヒカン刈り」(Mohican hairstyle)の呼称が一般的であるがこの呼称はパンク・ロックと共にイギリス英語として輸入した語であり、アメリカ州先住民族であるモヒカン族との関連は薄い。

アメリカ英語では、モヒカン族と同様にネイティブアメリカンの一部族であるモホーク族の髪型に由来する「モホーク刈り」(Mohawk hairstyle)の呼称が一般的である。逆援助歴史的に見ても、先住民族の中でモヒカン族だけがこの髪型を特徴としていた訳ではない。

ヘアスタイル、コーンロウ

コーンロウ

は髪型のひとつ。編み上げてできあがったスタイルが「トウモロコシ」(Corn)に似ていることからこう呼ばれる。

特徴
頭髪を細く何本にも束ね、分け目でラインを作り、ラインに沿って髪を編み込みスタイリングしていく。逆援助全体を編む場合もあれば、側頭などの一部のみを編む場合もある。一度編み上げると、全頭の場合は2週間、側頭のみで3週間ほど持続し、その後は編み直す必要がある。

ヘアーエクステンションを一緒に編み込む事により髪の量を増やしボリュームを増したり、カラーエクステンションを用いてラインにアクセントを持たせるなど、様々な逆援助手法が用いられている。

基本的に洗髪はできない。かゆみ等でどうしても洗髪したい場合は分け目のラインに沿って地肌を洗う。外し方は編みの端を止めてある髪留めを切るだけで、自分で簡単に取り外すことができる。

ヘアスタイル、 カリアゲ

かりあげ(刈上げとも表記する)とは、男性に多く見られる髪型のひとつ。男性ホルモンの影響で特に伸びるのが早い側頭部と後頭部の頭髪を、バリカンやハサミなどで短く刈り込む髪型であった。最近では、すきばさみによってしあげたものが一般的である。
1970〜80年代においては男子学生の長髪乱交 を禁じる学校では、かりあげが校則で義務化されていることも多かった。このため1980年代中頃までの男子学生にとって、かりあげはテクノカットとセットで最も一般的な髪型であった。極端に短くかりあげた部分を、上から長い髪で覆い隠すような髪型を「かぶせ」、「ツーブロック」などと呼んだ。最近ではツーセクションと呼ばれる形に変化している。えりをしっかりボカした仕上がりの刈り上げは、見ていてすがすがしいと好感を持つ人、陰気臭いとか堅物で固いヘアスタイルだと感じ忌み嫌逆援助う人も多かった。故にロングかセミロングにする男性も少なからずいた。よって、最近ではすきばさみによる刈り込み、刈り下げで、頭皮をみせない・そろわない自然な仕上がりが好まれる。そのような仕上がりはネープレスと呼ばれ、人気を集めている。